今回は、牛丼チェーンの商圏分析を趣味でしてみようと思います。
すき家・松屋・吉野家を分析のターゲットとします。
なか卯は分析しません。あそこは牛丼よりも親子丼が美味しいと思います。
早速、牛丼チェーン3社のHPから店舗の住所をスクレイピングします。
住所の一覧ができたら、逆ジオコーディングで緯度・経度に変換します。
逆ジオコーディングはこちらの埼玉大学のサイトを使わせて頂きました。
店舗の位置情報の一覧ができたらfoliumで地図にプロットします。
結果は以下となりました。
マーカーの色が牛丼チェーン3社に対応してます。
赤:すき家
青:松屋
オレンジ:吉野家
東京23区にみっしり牛丼屋が詰まっていることが分かりました。
まあ、想定どおりです。
ここから地図をズームアウトしてゆきます。
青色のマーカーでプロットした松屋は政令指定都市にしか出店してないようです。
逆に、すき家は地方・都市部を問わずまんべんなく出店しているように見えます。
この時点でチェーンごとの特徴が見えました。
スクレイピングできた店舗数を比較しても圧倒的にすき家が多いことが分かります。
※2019年6月に各社のHPからスクレイピングできた店舗数のため実際の値と異なる場合があると思います。
出店戦略が見えたところで、ツイッターの位置情報付きツイートのヒートマップをオーバーレイして地図を作り直した結果が以下となります。
2019年4月1日~6月23日までに自作ツールで収集した位置情報付きツイートのデータ、約100万レコードで作ったヒートマップをオーバーレイしてます。
位置情報付きツイートが多いところ ≒ 人が集まるところに各牛丼チェーンは出店していることが分かりました。
この分析は長くなるので、今回は一旦ここまでとします。
次回は各店舗の周囲の流量を数値を使って比較・分析します。
ここまで読了ありがとうございます。